うちの姫さま(6歳の娘)と、初めてのタンデムキャンプツーリングに出かけた記録であります。
ずっと昔は、奥さんをタンデムシートに乗せて、よくキャンプツーリングに行ったものです。あの頃は、雨でも夜でも、2ケツでよく走ったなあ。色んな所へ行きました。今となってはかけがえのない思い出です。
それから長い長い月日を経て、いま、奥さんではなく、奥さんが産んだ子供をタンデムシートに乗せて、初めてのキャンプツーリングに行く。なんということでしょう。おとうさん的に、実にエモーショナルです( ;∀;) ひとつ夢が叶いました。
1泊2日で、埼玉県・秩父の奥の方にあるキャンプ場に行ってきました。 やはり、タンデム用ベルトは必須でしたね。すんげえ居眠りするので(笑 (後述)
ソロの時は、もっと風景の写真を撮りながら走るのですが、タンデムだとそういうわけにもいかないですねえ。 あんまり写真が撮れなかった。 今後もタンデムをよくやるだろうから、もうちょっと楽にツーリング写真が撮れる工夫が必要だなあと思いました。 実質、キャンプ場まで移動して、キャンプして、帰ってきたというだけのツーリングです(笑 ソロの時は、道程をもっとしつこく味わうんですけどねえ。
初心者向けなオートキャンプ場で、楽しくご飯を食べて花火をして・・・ってやってたら、姫さま、まさかの火傷・・・痛みに苦しんでいたところ、親切なお方に助けられました(後述します)。
そんな旅の記録。
全3回になりそう。
今回は、初日の前半。
次回は初日の後半。 そして次々回は2日目で、完結。
の予定です。
姫と二人で旅立ち。
俺は、自分の子供をバイクの後ろに乗せて、タンデム旅をしたかったんだ。
数か月前から、マグナで、姫の幼稚園の送迎をするようになりました。「姫」というのは、うちの三人兄妹の一番下の娘です。6歳。
姫が望んだのではなく、おとうさん(私)が望んで、バイクで登園をするようになったのです(笑 マグナに愛娘を乗せて幼稚園に通うって、実にエモーショナルじゃないですか。そういうことしたいんですよ私は。
やがて姫は、バイクに乗ることをすっかり気に入ってしまいましてね。 先日、「おとうさんと二人でバイクでキャンプに行きたい!」 と言い出しました。
うん、狙い通りだ。 まんまと俺の術中にハマった(笑
姫は、キャンプ自体は慣れてます。これまでクルマでの家族キャンプは、数え切れないほど行ってますからね。 キャンプデビューは0歳3か月の時でした笑 「北海道クルマで2週間の家族キャンプ旅x3年連続」 なんてこともやってます。 6歳にしてすでにベテランキャンパーですね(笑
こうして、姫と私はマグナで旅立ったのでした。 姫はタンデムツーリングの初心者なので、家から 70km くらいかな、わりと近場のキャンプ場を目指しました。
休憩したり。酒買ったり。
1時間も経たぬうちにコンビニで休憩。ピザまん食べたり。
どこかに出かけると、こうしてコンビニでおやつを食べたりするので、子供らはそういうのがいちいち嬉しいみたいですね。 うちの場合、普段の生活では、コンビニで買い食いなんてしないですからね。
その後、偶然、道沿いに酒蔵を見つけました。
もちろん寄る!
私ね、日本酒が大好きなんですよ~
そして旅先で、偶然酒蔵に出くわすことが多い。嬉しくなっちゃいます。 酒の神様に祝福されている気がします(^ ^)
埼玉県小川町にある 「武蔵鶴」 という蔵で、創業200年だそうです。 小川町には酒蔵が三軒あり、水が柔らかくて美味しい土地だそうですよ。 この土地の酒は基本的に辛口で、この武蔵鶴はその中でも最も辛口だとのことでした。 ほうほう、そうなんですか。 店のご主人?がすごいマシンガントークの人で、聞いてもいないのに全てを細かく説明してくれました(笑 ありがたい。
こぢんまりとした店内でしたね。 地元以外にはほとんど出荷していないとのことでした。
(↓ クリックで大き目の画像出ます)
「コロナに負けるな」「疫病退散」「景気回復」という威勢のいい酒も売ってました(笑 四合(720ml)で1,430円の純米吟醸酒が、1,000円! 本当はこれを買いたかったけど、荷物に余裕がなかったため、300ml 入りの小さな瓶を1本だけ買いました。
マシンガントークのご主人、ご丁寧に見送りまでしてくれて(笑
ありがとう武蔵鶴 楽しい出会いだったよ
以下に 「武蔵鶴酒造」 公式サイトと、地図を貼っておきます。
昼飯1軒目撃沈。そして豚丼。
その後、いわゆる 「玉淀」 というあたりにたどり着いたんですがね。
この一帯、名勝「玉淀」として有名らしいから、なにかしら川の綺麗な風景を見れないかな、と寄ってみたものの、よく分かりませんでした(汗
帰ってから調べたら、これかな? 「玉淀河原」 というところにでも行けば良かったのかな?
まあいいや、ここからの荒川の眺めもなかなかだったし。
さて腹が減ったので昼飯にしましょう。
このあたりで昼食になるであろうと予想していたので、良さそうなお店をいくつかグーグルマップに登録しておいたんですね。 そのうちのひとつ、「洋食 つばき」 に行ってみました。
すると、
_人人人人人人人人人人人_
> しばらく休業!!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
うーん、コロナのせいでしょうか。評判の良いお店のようだし、残念です。
それにしても、ここ数年の私は休業男・閉店男です。 昔は雨男だったんですけどねえ。 最近は、行く先々で臨時休業とかで店が閉まっています。 閉店の神様に祝福されている気がします(# ゚Д゚)
気を取り直して、別の候補のお店へ。
良かった、ここは開いていた。
国道140号沿い、「たてがみ」という、どうやら焼き肉屋のようですね。 ここの豚丼が美味いと聞いて!
おそらくはコロナ対策で、アクリル板が炸裂している店内(笑
小さなお店ですね。
注文したのは、おとうさん(私)用に 「豚丼大盛」のセット、姫には 「こぶた丼」です。
ヒャッハー!! この肉! 超美味い!
味噌タレの肉です。脂も美味い。薄めの肉に、コクのある味噌。でもあんまりしょっぱくはない。ちょっと甘いかな。いやあ、ほんとに美味い。 そして丼からあふれ出そうな肉の量!
「こぶた丼」450円は、普通サイズの茶碗にご飯、豚肉が数枚、あとはこんにゃくゼリーとオレンジジュースでした。6歳の姫にはちょっと足りないくらい。
それを見越しておとうさんは大盛を頼み、少し分けてあげました。 子供連れの時はこの注文方法が良いんじゃないかな? メニューには 「豚丼 小サイズ 700円」 ってのもあるけど、それだと6歳にはちょっと多いかもしれないし、高くついちゃいそう。
大盛はかなり盛りが良い! 1,150円 という値段は妥当だと思う。 キャベツとあおさの味噌汁が付いた「ランチセット」でさらに 100円プラスでした。キャベツには豚丼に使っているのと同じと思われる味噌が付いてきて、これがまた美味い。
うん、このお店は、自信を持って誰にでもお薦めできるな。
ただし、駐車スペースが小さい。 ↓ クルマ3台くらいしか停められないかな?
帰ってから調べてみると、すぐ近くにある波久礼(はぐれ)駅にも駐車できるそうです。
豚丼に満足して、おとうさんも姫も上機嫌であります。
長瀞駅近くでアイス。観光地なんだねえ。
豚丼食って腹いっぱいのはずなのに、姫がアイスを食いたいと言い出す。いつものことですね(笑
もう、今回は接待ツーリングのようなものなので、望みはなんでも聞いちゃう(笑
姫にタンデムツーリングを気に入って欲しいのですよ、おとうさんは。 今後、何度も行きたいから。
グーグルマップでアイスを検索すると、長瀞駅付近に何軒か出たので行ってみました。
そしたら、
わあ、大観光地なんですねえ、長瀞は。 こんなに人が大勢いるような場所だったのか。
昔、長瀞エリアの川沿いでキャンプをしたことはありました。川下りなんかで有名なのは知っていた。でも駅前がこんな風に、観光客でごった返すような場所だとは知りませんでした。
しかしまあ・・・商売だから別にいいんだけど・・・駐車場の呼び込みが、ね(笑
有名観光地によくあるやつですよ。 有料駐車場が街中のあちこちにあって、みんな自分の駐車場を使わせようと、赤い棒を振って「こっちこっち」と誘導するんだよね(笑 いちご狩りなんかでもよく見るやつですね。
この長瀞でも、そんな風に何度か棒を振られて、まあ、ちょっとシラけちゃいましたね(笑 いや、商売だからいいんですよ、それで。 でも気の弱い人とか、簡単に誘導されちゃいそうだよなあ。 俺は誘導されない(笑
駅からちょっと離れた、邪魔にならなそうな場所を見つけて駐輪し、アイス屋に行きました。
アイス屋じゃなくて、蕎麦屋ですね。「むらた」というお店です。蕎麦屋だけど、軒先でソフトクリームを売ってます。300円。 濃厚で美味かったですよ。
長瀞の名勝 「岩畳」 とやらも観てみたかったのですが、観光客が多すぎたので、やめておきました。あんまり混雑するところは好みじゃないのでね。 土曜日だからなあ。 いつか平日に来てみようかな。
買い出し。山の中なのでこれで十分。
キャンプ場までの道すがら、スーパーで買い出しをします。
なにやら店内は、ファンキーな POP がいっぱい垂れ下がっておる(笑
山間の土地にあるスーパーとしては十分な規模ではありますが、都市部やその郊外にあるようなスーパーに比べて、品ぞろえは決して良くはないですね。 ビールを例にとれば、安いのがあんまりそろってなくて種類を選べない、とか。
でもまあ、十分です。 こんな山の中でこんなにしっかり買い出しができるんだから、ありがたいです。昔の田舎ツーリングは、店がなくてけっこう苦労したからなあ。
居眠り姫。タンデムベルト必須。
このあたりで姫は、もう完全に居眠りモードでした。タンデムベルトがあるおかげでバイクから落ちることはありませんが、ヘルメットかぶった頭がガックンガックン揺れるので、運転しづらいです(笑
ライダーの腰に巻くベルトと、パッセンジャーの両肩にかかるベルトが接続されています。 これによって、多少の居眠りくらいではバイクから転落することはありません。
逆に言えば、これないと確実に落車すると思います(笑
もともと、幼稚園にバイクで送迎するために買ったのですが、ツーリングにこそ有効なアイテムですね。 登園と違って乗車時間が長いから、必ず寝ますからね(笑
このアイテムについては、いずれ単体の紹介記事でも書こうと思います。
Day1-1 終了。
ということで、1日目前半の記録終わりです。
- 道すがら、「武蔵鶴」との出会い。ほんとは疫病退散の酒を買いたかった
- 「洋食つばき」はしばらく休業中
- 国道140号沿いの焼き肉店 「たてがみ」 の豚丼が最大の収穫
- 長瀞駅周辺は観光地なんですねえ。けっこう混んでいる
- 山間のスーパーとしては十分なヤオヨシ太田店
- タンデムベルト必須。 なければ落車(笑
長くなりそうなので記事分けますね。
次回は Day1-2 = 初日の後半の様子です。
次回予告。火傷が。
- キャンプ場に到着します
- 姫と遊びながら、設営します
- ディナータイムです。キャンプメシ
- 花火タイムです。 しかし姫さま、まさかの火傷
- 心優しいお方に親切にして頂いて感激します。人の情けが身に染みる
- 酔っ払いおかあさんにも助けてもらって感謝します。母は偉大です
- 姫の寝顔を肴に深酒して、おとうさんも寝ます
こんな感じになる予定です。 よろしかったら読んでやって下さい。
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